もうすぐ40 不眠症の底辺生活

38歳、無職からの何とか看護師になりました。精神的に弱いため底辺の生活を送っています。

出勤までの長い道のり

今日も暗闇の中で一日の業務が終わった。

 

昨日はサボったんで、朝から「このまま休んで、仕事辞めよう」って気分で憂鬱だった。

 

前日の夜には「明日からまた頑張らないといけないので、熟睡しよう」といつもの倍のマイスリー10mg飲んで眠りについたが、午前3時に目が覚めた。

 

恐怖の始まりが始まった。

「6時まで寝たいのにまた3時か…、睡眠不足で仕事に堪えるな」

「追加で飲もうか?飲んだら6時に起きられるだろうか?」

「起きたとしても仕事中にちゃんとこなせるだろうか?」

「6時まで眠らずに、不安の中で耐え忍ぶのか?」

「残り3時間を起きていて不安で押しつぶされないだろうか?」

そんな様々な不安が押し寄せ、塊となり恐怖になる。

 

結局薬は飲まずに煎餅布団の中でじっと過ごしたり、居ても立っても居られなく、台所に行き、アイコスを吸うの繰り返し。

 

なんとか6時になり、朝ごはんのお茶漬けをたべる。

15年以上、朝ごはんはお茶漬け。

酷い時は3食お茶漬けという生活も送ってきた。

 

「食べないともたない」と自分に言い聞かせるが、食欲が無い。しょうがなく流し込めるお茶漬けで生活している。そんな生活の為か2ヶ月で5キロも体重が落ちている。

 

家を出発して職場に間に合う為には7時には家を出ないといけない。

ギリギリまで行きたく無い気持ちのせいで7時5分に家を出る。無駄とは分かっているし、贅沢出来ない生活ではあるが高速道路を使ってしまう。

 

職場近くのコンビニで、「このまま出勤せずに辞めようか」という気持ちの葛藤を無くすために10分目をつむる。

本当にギリギリ間に合う時間まで粘るが、「辞めたら生活が成り立た無い」そう言い聞かせて走り出す。職場につき、扉の鍵を開けながら更衣室まで辿り着き、着替えを済まして病棟へ。

今までの内科と違い、現在は精神科勤務。

鍵の開け閉めが日常つきまとう。